FDRS-01 Risa Compressorはフレットレスベーシスト椿田りさ氏とのコラボレーションによって生まれたベース向けコンプレッサーです。
「繋ぐだけですぐセッティングが決まるコンプが欲しい」という椿田りさ氏の要望に応え、Floatia Designsが極力シンプルな操作性とスタジオ・コンプレッサーの音質を両立したコンパクト・コンプレッサーを設計しました。
FDRS-01の特徴
FDRS-01は古典的なCds(光学素子)フォトカプラを使ったコンプレッション回路を内蔵しています。フォトカプラを使用したコンプレッサーは自然なカーブでコンプレッションが行われるのが特徴ですが、その中でも最も反応速度が早い品種を採用しています。
コントロールはフォトセルを使用した名機LA-2AやLA-3Aと同じように、シンプルな2ノブ・コントロールです。左のノブでコンプレッションする閾値を決め、右のノブで出力レベルを調整するだけで、すぐにセッティングが決まります。
アタックやリリースなどの従来のパラメータはベースに最適化された値にあらかじめプリセットされているので、コンプレッサーの専門的な知識がなくても迷うことはありません。誰でも直感的に、素早くセッティングが完了します。
深く練られたサーキットデザイン
FDRS-01音声回路はサイドチェイン(検出回路)を除くとバッファ用のフラットアンプと出力アンプを通過するだけのもので、音質の劣化やノイズの増加はありません。Compressionをゼロにした状態では純粋なプリアンプ回路となり、通過するだけでウォームな音色が得られるバッファ/プリアンプとして使用することが可能です。
コンプの挙動を決めるサイドチェインにはフィードバック方式を採用しています。フィードバック方式は最終出力を基準に閾値を決める方式なので、コンプレッションをする深さに追従して絶妙なサチュレーション(微細な歪み)が発生します。それによってヴィンテージ・コンプレッサーのような太くベースらしいトーンを得ることが可能です。
FDRS-01使用されるコンポーネントは普段スタジオ用のプロオーディオ・ギアを製造している際と同等のパーツが使用され、粗悪で安価なパーツはひとつも使用されていません。ヴィンテージパーツは使わずに最高音質を保証しています。
FDRS-01 Risa Compressor
また、お一人様につき1台までの注文とさせて頂きます。
2台以上の発注はキャンセルされますのでご注意ください。
納期は1月下旬〜末頃を予定しております。(先着順)